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投稿ID:716165
名前:蹴人
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これからは「人を許せない」気持ちが増幅していく/脳科学者・中野信子さん

新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、脳科学者の中野信子さんが「今後さらに増えるかもしれない」と危惧する現象があります。それは、「自分は絶対に正しい」、「他人の言動が許せない」という感情が引き起こす、激しいバッシングやハラスメントです。

「いつも他人の言動にイライラし、「許せない」という強い怒りを感じながら生きる生活は、けっして幸せなものではありません。
それなのに「自分は絶対に正しい」「あいつは叩かれて当然だ」と思ったが最後、強い怒りや憎しみの感情が湧き、知りもしない相手に攻撃的な言葉を浴びせてしまう。いわゆる炎上や不謹慎狩りは、その典型的な例だといえます。
ときには相手を社会的に抹殺するまで続く残酷な行為ですが、そうなっても正義を遂行した側というのは、自分が悪かったとは思わない。正しいことをしたとずっと思い続けるんです。」

相手の過失に強い怒りを感じ、日ごろは使わないような激しい言葉で罵り、完膚なきまでに叩きのめさずにはいられない――。これは「正義中毒」というべき一種の依存症状で、自分が属する集団を守ろうとする脳の仕組みが関係していると中野さんは話します。

「私たちが「正義中毒」になるとき、脳内ではドーパミンが分泌されています。ドーパミンは快楽や意欲などを司っていて、脳を興奮させます。
自分たちの集団や価値観を守るため、正義をおびやかす「悪人」を叩くという行為によって、快感が生まれるようになっているのです。」

ドーパミンがもたらす中毒症状としては、アルコールやギャンブル依存症があります。「正義中毒」の認知構造は、これらの依存症とほとんど同じ。一度ハマると簡単に抜け出せなくなり、罰する対象を常に探し求めるようになってしまうのです。





病気だってさ。
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