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投稿ID:800577
名前:蹴人
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昨日の書き溜め!





あの...噂ってどのくらい広まってるんでしょうか?

B君母の関心は他にあるが、こう切り出した。

わかりません。一部の保護者が、私たちが一緒にいたところを見たそうで、子供たちに広まる前に監督に告げたようです。

B君母は、やはりA君母が告げたに違いないと思った。
そして、若手コーチにこう言った。

私のせいです。私の軽率なお誘いで、こんなことになってしまい本当にすいません。
どう償えばいいかわかりませんが、お詫びします。

若手コーチは、平然を装い、

本当に大丈夫です。辞めるわけでもありませんので。
ただ、規律違反と注意されたばかりですが、今後もお話できますか?

B君母は、

そんなことでよければ、若手コーチの邪魔にならなければ、こちらこそお願いします。

B君母は電話を切った後、これまでの自分の行動を恥じ、思い直した。

子供のためとはいえ、後先を考えなさすぎた。
子供にとっては完全に逆効果だ。
自制しなければいけない。
暫くはサッカー見学もやめて、大人しくしてよう。

ところが、B君母の思いとは別に、水面下で静かに事件は広がっていた。


Aチームであるスタメン落ちしたC君は、親のスタメン復帰の切望を別に、Bチーム練習が好きだった。
本質的には競争欲がそこまで旺盛ではないのか、ガツガツしたAチームの仲間より、チーム以外でも仲の良いBチームの仲間のほうが居心地がいいと感じていた。
サッカーでもBチームに入れば、C君は少し抜けているので、頼られる事でスタメン落ちの自尊心はカバーされている。
そして同じく過去にスタメン落ちしたD君がおり、2人はすぐに仲良くなり、近所でもあるので行き帰りも一緒という間柄だった。
D君母はこの学年の連絡網のトップで、纏め役的な存在だ。
D君がBチームに落ちてからも、その人望と人柄で保護者からは一目置かれ、監督やコーチからの信望も厚い。

B君父はD君母とは、この町の小中学校の同級生であり、B君がサッカーチームに入部したのもD君母からの誘いによるものだった。
それ以外ではコンタクトを取るような間柄ではないが、たまに会えば過去の話や、他の同級生の話で盛り上がる関係だった。
B君父は、このD君母に若手コーチと妻との噂や、若手コーチの性格について聞いてみた。
噂の内容は想像以上だった。


・B君母が毎回のように見学に来ていたのは若手コーチがいる日 (担当だから当たり前)
・慰労会の後も若手コーチとデート。そのときの服装は気合が入っていた。
・B君が若手コーチになついているのは本当の父親が若手コーチだから。
・B君は若手コーチを父親だと知っており、旦那とは別居済みで、3人で住んでいる。

など、尾ひれどころの変わりようではない。事実無根な噂まで広まっていた。

D君母は、ありえなさそうな噂は否定したと言っているが、そこまで状況はつかめていない。
B君父はそのうち、自分の話は否定し、この前の夫婦で行った練習見学は、こんな噂が広まっている中だったのを後悔した。

若手コーチについては

・子供には公平に接するので担当学年以外からも人気
・マメなタイプではないので、たまに連絡連携でミスをする。これでけっこう苦労した
・でも、ポジティブな性格で人当たりもいい
・人付き合いは上手だが、女の人には慣れてない

D君母の説明は、若手コーチへの情も過分に含まれていた。
B君父は、

今でもうちは3人で暮らしている。
ただ、何回かうちに来てたことは事実だが、Bもいた。
うちの嫁と若手コーチが不貞を働くとは思えないが、火の無いところに煙は立たないから、ほかに何か知らないか?

D君母は、

奥さんとの間については私も何も知らない。
広まっている噂については聞いたら教えてあげられるけど、申し訳ないがそれぐらいしか協力できない。

そして、

こういう噂は誰かスピーカーがいる。
この学年なら大体わかる。
けど、それもわかったところで何も解決しないよね。

B君父は、

それでもいい。
誰が噂を広めているのか教えてほしい。

D君母は、息子とC君の関係から、一瞬躊躇われたが、

監督に伝えたのはA君母とC君母みたい。
恐らく性格的にC君母がみんなに広めていると思う。
だけど、C君は今、うちのDと仲がいいから、私が言った事は隠してほしい。

と言った。

B君父は、A君母、C君母は何かを目撃したに違いないと思った。
A君母なら自宅でバーベキューした際に見知っている。
どうにかして接触したいが、このタイミングで直接連絡取るのも警戒されてしまう。
隠密に行動するのも限界に思えた。

一方、C君母を中心に広まった噂は、とんでもない方向に向かっていた。

B君母と若手コーチの不貞は、子供がサッカーで優遇されるためのB君母の色仕掛けと広まっていたのだが、別の父親とも関係があったなどと根拠の無い話になっていた。
これはC君母がもともとB君母をそそのかした痕跡を誤魔化すため、B君母に好奇の目を向かせる謀略だった。
この手の話は保護者同士ではおおっぴらにはならないが、B君母の顔を知っている特に父親からすれば、好奇の的となる。
反対に母親からは嫌気の対象となった。

この噂の別の父親の名前は挙がらないが、特定されていない事で、複数の父親と関係があったとなり、B君母は無実の罪を被ってしまった。

B君母は、これまで見学していた練習にも来なくなったこともあり、新たな噂は保護者に満遍なく広まる。
B君母にとっては全てが悪循環であり、既に火消しが困難となってしまった。

これをD君母から、B君父は聞いた。

もう無理だ。
本当かどうかが問題じゃない。
息子を守らなければならない。

B君父はある決断をした。
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