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スレッド名:1ブロ
投稿ID:796428
名前:蹴人
コメント:次の週の日曜日に急遽試合が組まれたとA君が言った。< >TMだが、相手はTリーグの強豪チームで、相手のホームグラウンドのため多摩方面へ遠征する事になる。< >西高東低と言われる東京少年サッカーを代表するような西の強豪相手なので、コーチ、スタッフ全員意気込みが強い。< >ただ、相手チームの人数により、レギュラーと控え数名で遠征するとの事だ。< >もちろんA君はレギュラーとして収集されたが、メンバーにはC君も控えとして選出された。< >< >A君母は一瞬考えた。< >遠征時の交通手段として誰かの車に同乗させてもらうのは難しいと。< >グラウンドは駅から遠いが、電車とバスで乗り継いで行けばいいと思い、その場はA君と喜んだ。< >< >週明けにC君母から連絡がきた。< >今度の遠征にうちの車に乗っていく?< >A君母は意外な人からの電話に戸惑ったが、電車で行こうと思ってたので大丈夫です。< >と、伝えたが、< >他の親子も乗るし、まだ乗れるから迎えに行くねーっ。< >と、一方的に同乗する方向で纏められた。< >A君母は車中での空気を心配し、憂鬱な気分で平日を過ごした。< >< >試合当日の朝、C君母子が他の親子を連れ、ミニバンで迎えに来た。< >丁重に謝礼をし、A君はC君の隣に座り、A君母は助手席に座った。< >C君母は、いつも以上に明るく、気さくに話しかけてくれ、タブーとされた話題にも自ら触れて、< >Cは怠け癖があるから、A君に抜かれたんだよ!< >A君は本当に足が速い!見てても惚れ惚れする!< >など、全く悪気は感じられずに軽い口調で話す。< >< >A君母はC君母が自分を無視している事が勘違いだったのかと思い始めた。< >< >終始、こんな雰囲気で遠征試合も終わった。< >試合を見ているときも、C君母はA君を応援してくれたし、気さくに話しかけてくれた。< >他の保護者も、C君母と同じように接してくれて、昨日までの憂慮が嘘のように気分が良かった。< >< >試合は相手が流石に強豪だけあって、全てのゲームで負けか引き分け。< >1勝も出来なかったが、最後のほうは接線も多く、誰しもが1日での成長を感じ、いい遠征となった。< >< >帰りの車中は、和やかな雰囲気で試合の話題で盛り上がった。< >30分もすると子供たちは疲れて寝てしまったので、親たちは別の話題で盛り上がる。< >そうすると自然にB君母と若手コーチの話題も出てきた。< >A君母はC君母が噂の発生源とは知らない。< >それに、C君母も他の保護者も噂の信憑性について疑問に思っている様子だった。< >< >A君母は、C君母やみんなが自分を受け入れてくれている状況を逃したくなかったので、自分の話題でアピールしたくなり、B君の火傷と若手コーチについて話してしまった。< >
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