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スレッド名:2024年度インターハイ予選、本戦
投稿ID:185181
名前:彩たま子
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4 チーム分析
<優勝 昌平高校>
昌平は、高校年代最高峰であるプレミアリーグで戦っている経験とそのリーグで上位の順 位にいる実力を存分に発揮し、他を寄せ付けない圧巻の強さで優勝を果たした。決勝を含めた全4試合で18得点、失点は PK による2失点のみと攻守に安定感があり、チームとして の完成度が非常に高かった。基本システムは1-4-1-2-3であり、個の高い技術をベース にチーム全体でテンポよくパスをつなぎ、ボール保持率を高めながらアタッキングサードへ 進入すると、個の仕掛けやコンビネーションプレーを駆使してゴールを量産した。相手守備 陣が中央を締めている時には効果的にサイドを使い、相手守備陣がサイドへ人数をかけてき た時には一気に中央を突破するなど、相手に的を絞らせない攻撃は見事であった。攻撃の起 点となり、チームを優勝に導く活躍を見せたのがゲームキャプテン MF8大谷であった。高 いテクニックと戦術眼を持つ8大谷はアンカーとしてパスの供給源となり、攻撃のリズムを 生み出すプレーに加え、機を見て前線に駆け上がり、自らゴールを決めた。卓越したテクニ ックとアイデアあふれるプレーから奪った決勝戦の2ゴールは、観衆を大いに沸かせた。ま た、今大会インサイドハーフ7三浦は5得点、FW15鄭は4得点と2人でチームの総得点の半 分を叩き出し、優勝に大きく貢献した。7三浦はオフの動きやスペースへのランニングに優 れた選手であり、2列目から絶妙なタイミングでボックス内へ進入し、ゴールを奪った。15 鄭は、フィジカルコンタクトの強さと高い得点感覚を武器にエースストライカーとして輝き を放った。そして、準決勝・決勝戦では引いて守る相手に対しサイドを有効に使いながら攻 撃を展開し、崩しにかかった。3トップの右に左利きの10山口、左に右利きの11長(決勝は 9岩谷)を配置することで縦への突破だけではなく、カットインからのシュートやクロスの 場面を多く作り出していた。10山口と11長(9岩谷)が流れの中で中央にポジションを取っ た時には両 SB2上原、12安藤が積極的に攻撃参加し、精度の高いクロスで得点機を演出し た。守備については、個のボールを奪う意識と強度が高く、チームとしてコレクティブな守 備が徹底されていた。特に、ボールをロストした瞬間に奪い返しにいく切り替えが早く、即 時奪回に成功し、再び攻撃に転じる良い場面が多く見られた。どの試合においてもボールを 保持し、人数をかけて押し込む時間帯が長くあったため、カウンター攻撃を受ける機会も何 度か見受けられたが、U17日本高校選抜 GK1佐々木、対人能力の高い CB3鈴木翔を中心 に冷静に対応し今大会において流れの中での得点を許さなかった。相手チームから研究や分 析され、対策を講じられる試合が続いたが、自分たちのサッカースタイルをピッチ上で表現 し続け、圧倒的な強さを発揮し、優勝を成し遂げたことは流石の一言に尽きる。
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