Lucky color fortune-telling!














 社労士試験に合格してから約2年。間もなく2026年の本試験となる。長く受験を続けている人には本当に頑張ってもらいたい。けっして諦めることなく最後の最後までテキストの隅々まで読み込んでほしい。
 数年前から仕事では労務管理と給与計算を担当しているのだが、社労士試験に挑戦したことが本当に仕事の役に立っていて全く無駄がなかったと実感している。この間はFP3級とFP2級にもチャレンジして合格することが出来た。社労士試験で毎日勉強していたので、すきま時間に勉強するという習慣が身についていて、その気持ちが冷めないうちにとFP試験にチャレンジしてみたのだ。
 FPの2級と3級は過去問だけでほぼ合格出来たのだが、その後1級の過去問をやってみるとレベルに差がありすぎて最初の直感では社労士試験より難しいという感想だった。合格には相当な勉強量が必要だろう。とりあえず今は続けるかどうか思案しているところだ。
 あと何年会社で働けるのかは分からないが少なくとも65歳までは雇用が確保されているので良いとして、その後はどの様に生計を立てていくのか?あと数年なのだがまだその未来図は見えていない。中小企業で人手不足という側面から考えると、今の給与計算の仕事を引き継げる人がいないので自分がやり続けることになるのだが…それも良いのか悪いのか?趣味の世界に没頭したいという願望もある。その時の年金だけが頼りの生活が大丈夫なんだろうか?という不安は付きまとう。とはいえ社労士試験に合格したということでの色々な意味での安心感は大きく心のゆとりになっていることは間違いない。


 過去問などを解いてみると判るのだが、全く初めての不勉強な状態でも4~5割ぐらい解答できることもあり、そういう意味では取っ付きやすい国家試験であるという面もあるのだが、実際に合格となるとそう簡単にはいかない。そんなところにこの資格の魔力が潜んでいるのかも知れないと思った。それにしても一歩外したら終わりの綱渡りの様な合格だが、合格は合格。長い間受験して合格した人は皆それぞれのドラマがあるんだろう。これから受験する特に社会人として中々勉強時間が取れない人には何かの参考になるかもしれない。
 さて、合格したのは良いのだが、社会保険労務士としての開業などは全く考えておらず、社内でのステータスを高めたい一心での受験だった。
 継続雇用が確保されている65歳まではあと4年、その後の身の振り方についてはまだ何も考えてなかったが、社会保険労務士として転職活動していくことは可能なのだろうか?それとも独立開業?人生の選択肢が増えたことは誠に喜ばしいこととして、しばらくは合格の喜びに酔いしれていよう。
 同じような境遇の人が居れば一言だけアドバイス出来ると思うが、テキストの読み込みは本当に大事だぞ!来年受験する方の健闘をお祈りします。


 そして合格発表の10月2日は合格基準を見る前に合格者の受験番号を確認してみた。するとなんと自分の番号を発見!そこから何度見直したか分からないが確かに番号はあった。それから合格基準を見てみると、択一式の合格基準点は44点となっていた。少なくとも44点は取れていたということだろう。
すると雇用保険の問5はたしかに「C」だったのだが、問6が「C・D」両方正解とのことだった。解答速報では「C」で自分の解答は「D」だったので間違えと判定していたのだが、そのおかげで救われたということらしい。でもまだ合格証書を見るまでは安心できないというのが正直なところだった。

 振返ってみると大原の講師が言っていた「最後はテキストの読み込みが大事」という言葉を思い出した。各予備校の教材になぜあれだけの量を必要とするのか?過去からの様々な経験値から逆算すれば必然的に判ることなのだろうが、その本質を無視してただただ自己流の勉強を続けてきた私にとっては色々な意味で勉強になった社会保険労務士試験への挑戦だった。
 恐らくその社会保険労務士試験の過酷さ現実に早々に気付いた人は、受験から撤退するか?大金を掛けて予備校を利用するか?の選択が出来たのであろうが、そんなことを気に掛けずにダラダラと受験していたからこそ、諦めるということもなく続けられたのかも知れないとも思った。


 翌日になって各社から出される解答速報では労災の解答に疑義があるのと、雇用や健保で解答が示されてない業者もあった。とりあえず全ての解答が表示されていた速報を元に自己採点してみると、足切りはなかったものの3科目で4点、合計では42点ということだった。
 前回試験の合格基準点が45点だったので-3点は不合格を覚悟するしかないのか?それでも疑義のある問題や明確な解答が示されていない問題などもあったので、そこに活路を見出して合格発表を待つしかない。合格の最低基準である選択式での一科目3点と択一式での一科目4点がクリアできていたのが唯一の救いだった。
 ちなみに疑義のあった問題は雇用保険の問5だ。個数問題なのだが予備校によって解釈が真っ二つに分かれている。私の解答は「C」なのだが自己採点で使用した解答速報では「E」なので間違いだと判定していた。過去問ランドで散々過去問に挑戦してきた経験から言えばやはり「C」しか有り得ないと思うのだが、なんと大手の予備校が「E」と示していた。要するに条文の例外部分をどう解釈するかという問題なのだが、例外部分が明示されてないなら「×」というのが当然の主張だと思っていた。しかし、それが「C」で正解だったとしても43点・・・。そこから合格発表までの約一か月は様々な憶測が頭の中に去来してきて長い一か月だった。


 選択式試験では条文や判例本文からの空欄がほとんどなので、テキストの中に細かい字で欄外に書いてある解説文や例示などは飛ばして条文や判例文を中心に読み進めていった。8回目の受験にあたっては問題集はやっておらず、各社が出版している模擬試験なども手を付けていない。問題を解いたのは過去問ランドのみだったので、とにかく少ない時間で70問350肢を解き進めなければならない択一式試験で最後まで問題を解ききれるかといった不安はあったが、過去問ランドで100問解くのが約40分だったので大丈夫だろう、というそれだけが頼りだった。

 試験が終わって帰りがけに選択式の解答速報を配っていた。コロナで業者が行列を作って回答速報を配るということが無くなっていたので久々の光景だった。とりあえずそれはすぐには確認せず鞄にしまって試験が終わったことの解放感を味わうことにした。
やり切った感はあったものの、合格できるといった手応えは全く感じられなかった。やはり問題が難しく自信をもって解答できた問題がほとんど無かったからだろう。それでも選択式については足切りもなく35点取れており合格ラインには乗ったと思った。問題は翌日には各社から発表されるであろう択一式の解答速報だ。前回の本試験では50点取れたのだが、今回の試験での手応えのなさが不安を募らせていた。