- 0
社労士合格記(2)
とりあえず、事務系社員でありながら取締役にまで就任できた私が社会保険労務士試験を受験しようと思ったのはある社内での会議でのことが発端だ。
就業規則の改定などを行うときに、自分ではそれなりに労働基準法を勉強して改定案を作成したにも関わらず、社内では弁護士に内容を確認しろということになった。自分では弁護士に相談するほどの内容でもないと思っていたため、労働基準監督署に内容確認の相談をしたところ内容については特に問題ないとのことで、一応社内での了解は取ることが出来た。
しかし、自分でどれだけ勉強しても結局社内では信用されないのか・・・と思った。資格保持者の言うことであれば黙って納得するだろう。そんなことがきっかけで社会保険労務士の資格を取ろうと思いたったのだ。
時は3月だった。試験は8月なので十分間に合うだろうと、そんな軽い気持ちから分厚い辞書のようなテキストを購入し勉強を始めてみた。労働基準法は元々勉強していたこともあってスラスラと読み進めることが出来た。「これは合格出来るな・・・」と思い労働安全衛生法に入ると急に理解が進まなくなる。
うちの会社は全国に事務所があるが各事務所とも10~20人程度で全社合わせても100人未満という規模のため、衛生管理者を配置する必要もなく労働安全衛生法には全く馴染みがなかったというのが事実で、勉強はいきなり壁にぶつかることになる。